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BLOGTOP » ARCHIVE … 2015年02月

今年度最後の推進会議に出席しました。

梅の花もほころんで、少しずつ春の気配が感じられる季節になりました。
そして、風に乗ってイヤな花粉も飛び始めましたね。

さて先日、福島市において第5回浪江町復興支援員推進会議が開催され、私たち支援員'Sも出席しました。
会議は、馬場町長の挨拶で始まり、町からの情報提供や各10拠点からの活動の報告などが行われ、今年度最後の推進会議ということで、各拠点からの報告では1年を通しての問題点や今後の課題などの発表がありました。

全体  推進会議1
 全体ディスカッションの様子

今回は、全体ディスカッションの場も設けられ、4人のパネラーの方々と出席者全員がディスカッションを行いました。
そして、来年度以降の支援員の活動のあり方についての活発な議論がなされました。
震災から4年が過ぎ、これからの私たちの活動もより一層きめ細やかなサポートの必要性や今後の活動を継続していく上での課題なども確認することができた貴重な一日でした。

全体2  グループワークの様子

来週からは、いよいよ3月ですね。

そして、震災から5年目の3月11日も近づいています。
年月が経つにつれ、震災そのものは少しずつ遠くなっていきますが、震災によって故郷を離れなければならなかった町民の方々の思いは、年月を重ねるたびにまた新たな迷いや苦悩も生み出していくとこともあると思います。
支援員としても町民の皆さんが、安心して穏やかに生活ができるようにいろいろと考えながら、心のパートナーとして、一緒に歩んでいけますように頑張ります。

この時期、花粉や黄砂などいろんなものが飛んできます。気温の差も激しかったり、体調も崩しがちですので、どうぞ気をつけてお過ごしくださいね。
そしてを待ちましょう。 



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町長とのふれあい懇談会が開かれました♪

立春も過ぎましたが、まだまだ寒いですね。
春がとても待ち遠しい今日この頃です。
皆さん、お元気にお過ごしでしょうか?

さて先日、京都市国際交流会館において、浪江町馬場町長との【ふれあい懇談会】が開催され、私たち支援員’Sも参加してきました。
事前に参加を申し込まれた方以外にも多くの方が参加され、町長のお話に皆さんは真剣な表情で聞き入っていました。
避難生活ももうすぐ丸4年が過ぎようとしていますが、これまでにいろいろな思いを抱えていらした町民の方々と馬場町長との懇談は、あっという間に時間が過ぎていきました。

懇談会  懇談会の様子

懇談会と同時進行で、タブレットに触れていただくコーナーも設けましたが、意外と女性の方々が興味のある様子で、実際に触ってみると、皆さんは思ったより簡単に操作ができることに感動されていました。

また今回、各地から支援をしてくださっている方々からの心温まる絵手紙やアクリルたわしを提供していただき、参加された皆さんには、それぞれに持ち帰っていただきました。写真にもあるようにほっこりする言葉と優しい絵にとても癒された様子でした。

絵手紙  いただいた絵手紙とアクリルたわし

関西に住んでいる町民同士でも久しぶりの再会だったり、初めて会う方だったり、浪江の写真を見ながら、皆さんは目を細めて懐かしい思い出を語り合うことができたようです。
そして、今回のように直接、町長とお話ができる機会をこれからももっと実施してほしいという要望もたくさん聞かれ、また是非、みんなが元気で再会できるようにと握手をしながら、散会となりました。

あと1か月で震災から4回目の3月11日がやってきます・・・。
春はもうすぐそこまで来ていますね。
どうぞ皆様、ご自愛ください。



じゃんがら念仏踊り鑑賞(交流会)に参加しました♪

「福は内、鬼は外」 節分の時期になりましたね 
三寒四温といわれますが、まだまだ寒い日が続いています。皆さんいかがお過ごしですか

さて先日、大阪の国立民族学博物館でじゃんがら念仏踊りが公演され、浪江町、富岡町、大熊町の皆さんと一緒に鑑賞してきました。

太鼓  踊りに使われるかねや太鼓の展示

じゃんがら念仏踊りは、いわき市久之浜をを中心として継承されてきた踊りで、震災後、津波や火災で備品の多くを流出、焼失されましたが、支援の手によってまた活動を再開することができ、じゃんがら踊りを各地で披露することで【感謝と祈りを伝えること】を目標に活動をされています。

私自身、じゃんがら踊りを見るのは初めてでしたが、漢字で<自安我楽>と記すことも大きな発見でした。そういえばいわき銘菓のじゃんがらは、浜の人にはお馴染みですよね甘いあんこがいっぱいのボリュームのある美味しいお菓子でしたね。

そして、満席の会場には、いわき市出身で現在大阪にお住まいの方々もたくさんいらっしゃっていたようで、公演が終了したあとでは、ホールでの交流会が行われていました。

じゃんがら 福島の本
 ホールでの交流の様子と震災関連の資料展示

私たちもまた、この歴史あるじゃんがら踊りの公演を通して、地域の文化継承を守り受けつないでいくことの大切さを改めて感じる機会になったと思います。

 
さて、京都・大阪をはじめ遠方の地域の方々へのタブレット端末が、配布されましたね。

【なみえタブレット道場】では、使い方をとても面白く、わかりやすく紹介されており、めっちゃ楽しくタブレットのことを知ることができます。関西のお笑い芸人さんもびっくりの掛け合いがとっても楽しいですよ。
うけどんがまたお茶目でとても可愛いです。
そして、福島県や浪江の最新のニュースもすぐに見ることができる【なみえ新聞】など、県外に住んでいる私たちにとっては、本当にうれしい情報源となると思います

そこで、関西地方でのタブレットの講習会が、2月11日(祝日)大阪で行われます。
私たち支援員'sも参加する予定です
町民同士のつながりがもっと広がり、ますます強くなるようにタブレットをみんなで楽しく有効に活用していけるといいですね。

まだまだ寒さ対策が必要です。どうぞ、ご自愛ください。